オペラ メトロポリタン
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0281HOO
2006/06/25(日) 16:56:00ID:di+U4cB1フレミングが始めてヴィオレッタを歌ったのは、まだ3、4年前だったと記憶している。
METでは2年程前にこのプロダクションで挑んでいるので、今回が確か3回目。
1幕は、夜会から乾杯の歌を経てほぼ終盤近くまでは、”えー”って思うほど、声が出て(飛んで)
なく、「どうしゃっちゃたのかな・・」と思うほど心配な幕開け。台本では肺病も進み
体調が優れなくなってきている設定とはいえ、歌唱は歌唱なので、悪い出来だった。
大アリアの"そはか・・"では挿入部のシェーナで落ち着きがでて、カバティーナ(アリア)に
入ってからは何とか無難に収めたところ。それでも、やや甲高い独特の声質があるだけに、
万全の出来とは言えなっかったのは残念なところ。
2幕は手の平を返したように良くなった。ジェルモンとの長大な二重唱では、「諦めろ」で
大きく激昂し、序々に慰められてゆくあたりまでの、声色のコントロールと、弱音、強音の
豊かな響きも良かった。ホロストフスキーのプロバンスも後半がやや落ちたが、全体と
しては合格。雰囲気的には"ひげ"でも付けたほうが良かったかもしれない。
2幕の幕開けで会場から拍手が飛んだ。ゼフィレッリ得意の華麗なセット。
大詰めのアルフレードがヴィオレッタに罵声を浴びせ、ジェルモンが怒る場面は、私的には
一番好きなシーン。札びらを投げるところは、ヴィオレッタを小突くこともなく、あっさり
した演出で、ホロストフスキーも迫真性では一段の強調が欲しかった。
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