2006/6/19サントリー(19:05〜21:15)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:サー・アンドリュー・デイヴィス/Soprano:ルネ・フレミング/Bass:オレン・ダグラス

■プログラム
�@チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
�Aチャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜
"たとえ死んでもいいの"[手紙の場面](1幕2場)
�Bベルク:アルテンベルク歌曲集(5曲)
�Cワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲〜"バッカナール"
�DR.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」〜"終幕の場面"(13場)

METのツアーもほぼ第2チクまでが終了し、今日の特別コンサートを迎えた。
オケ配置は平土間。最近ではシンシナティ響が採用していた。木・金管は
定番位置で、右奥にはティンパニ、打楽器。ハープは左奥正面寄り。
弦5部=対向:�TV・16(6)−チェロ10−ヴィオラ12−�UV・14(6)−バス8(左奥3列)

ロミジュリは無難な出来、タンホイザーは前半がゆったり目なのは私的好みだが
中盤は平凡。
フレミングは技術に心配はいらないし、安定した歌唱。オネーギンのタチャーナは
ショルティとの録音もあり、柔軟で陰影の付け方は上手い。ネトレプコもこの曲は
歌えるので、リュドミュラのアリア含め2人出てたら最高だったは、無いものネダリか。

カプリッチョはシュトラウス最後のオペラで1幕13場構成。副題には「音楽的会話劇」
と記されている。この"終幕の場面"は伯爵令嬢が独白的に歌うのだが、中音域も
優れているフレミングの声質にはピッタリの曲。集中力が凄く緊迫感を秘めた
気迫と弱音から高揚させる場面なども全く危なげのない素晴らしい歌唱だった。
この場面は恩師シュヴァルツコップも録音を残しているし、デイヴィスとのコンビでも
歌っているので、当初の”死と変容”から変更になったのは指揮者交代による
彼女の隠し玉だったのかもしれない・・・。