応募した葉書が幸い当選し、土曜日の橿原文化会館での「青少年の
ための音楽鑑賞会」を聴きに行ってきました。

初めのショスタコーヴィチ『祝典序曲』はソ連邦共産党中央委員会
からの委嘱による曲である点などプロパガンダ的な色彩の濃い曲で
あり、あまり楽しむことはできませんでした(大フィルの演奏は
よかったです)。

続いて、ハンガリー舞曲第5番、スラヴ舞曲第10番という、大フィル
にとってもアンコール等でよく演奏している十八番の曲が演奏され、
さすがに綺麗な仕上がりを聴かせて頂きました。
その次が、上で話題に取り上げられているチャイコフスキーのバレエ
組曲『白鳥の湖』からで、「情景」、「四羽の白鳥」、「チャルダッシュ」
の3曲が演奏されました。「情景」の冒頭のオーボエの件は、音程が
はずれたとかいうことではなく、高音部の音が全く出なかったもので、
私は管楽器の詳しいことは全く分かりません(以前も、「ターン」と
「トリル」を混同してご指摘を頂きました)が、何か楽器の方の(一時的)
トラブルではなかったかと思いました。トラブルは初めだけで、その
後は大変綺麗な音色で快調な吹きぶりだったと思います。
先週の守山でのマーラー5番でも感じたのですが、首席A氏のオーボエは
このところ以前よりも透明感のあるいい音を出しておられるように思い
ました。
『白鳥の湖』を取り上げるのなら、最後はやはりグランド・フィナーレを
演奏して締めくくってもらいたかったです。当日の聴衆の大多数を占めて
いた中学生の方々にもグランド・フィナーレで大オーケストラが「盛り上がる」
醍醐味を聴かせてあげてほしかったです。
ラストは『火の鳥』(1919年版)でした。