クラシック = 19 世紀西洋音楽 というくくりなら、
バルトークの音楽はそこから外れてくるわな。
西洋音楽と東洋音楽、調性と無調とをシステマチックに統合した、
近現代の音楽の特徴の 1 つである音楽のハイブリッド化のはしりだから、
19 世紀西洋音楽のみを愛する人にはとっつきにくいのは判る。

でもバルトークだって、ワーグナー、リスト、ベートーヴェン、R. シュトラウスの
音楽から出発しているのだし、そこにストラヴィンスキー、ドビュッシー、
シェーンベルク、ベルク、コダーイ、ドホナーニなどの影響も入ってきてるので、
その辺の音楽に馴染みがあるのなら、決して聴けないことはないと思うが。

ロマン派オンリーな人は《4 つの管弦楽曲》か《かかし王子》を聴いてみると
面白いと思えるんじゃないかな。《かかし王子》は最初《ラインの黄金》だしね。
ラインの黄金に三全音が混じってくるところが、バルトーク。
それに馴染めれば垣根は越える。