モーツァルト交響曲第41番のどこがいいの?
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0504名無しの笛の踊り
2006/08/31(木) 09:25:47ID:gILYGicy私もジュピターに限らずモーツァルトの多くの器楽曲(オペラなど以外)には
まったく同様の感想を持ってます。
モーツァルトの器楽曲は基本的に絶対音楽だと思います。したがって、曲が
「情念」そのものを強く主張することがない。ロマン派などの音楽に親しんだ
人たちが「中身がない」と感じるのも無理からぬことだろうと思います。
その中にあって比較的情念の質や方向性が見える40番ト短調などの短調の
曲が比較的広い支持を受けているのも頷けます。
モーツァルトの器楽曲は情念の放出はありませんが、聞き手の心の中で
何らかの情念を誘起する仕掛けには事欠いていません。よく言われますが
激しい転調、半音階の多用、木管楽器の巧みな活用、様式美などにより
聞き手の心を揺り動かす材料を盛り込んだ音楽なんだろうと思います。
その結果聞き手はどのような情念を発生させるのか。それはあくまでも
聞き手の自由であり、聞き手自身にも予測が付かないことかもしれません。
したがって、503氏が言うように、気分によって同じ曲でも全然違って
聞こえて来るということがしばしば起きます。情念の量のみならず質までもが
規定されていないので、このようなことが起こるのでしょう。
陶酔といわれればそのとおりかもしれません。しかし、これがモーツァルトの
特に器楽曲の魅力の一面であることは否定できない事実だと思います。
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