今までに散々既出だと思いますが、ベートーヴェン交響曲全集のオススメをお願いします。
交響曲はこれが初ですが、ピアノソナタだとグルダとゼルキンを愛聴しています。
グルダで気に入っているところは、バックハウス的でないというか、重苦しさを
強調しすぎることなく、軽快に、しかし押さえどころは外さないセンスで、
ゼルキンで気に入っているのは、逆に、やや不器用なところを感じさせながらも
いい意味での形式、格式といった点を感じさせてくれるところです。
他の奏者で、妙にロマンティックなものがあったりしますが、この2人の演奏は
そういった猪口才な小細工とは無縁で好感が持てます。
私はウィーンにもドイツにも行ったことがないのですが、それでも
グルダの演奏からはウィーン的な、ゼルキンの演奏からはドイツ的な
伝統(幻想でしょうか?)を感じさせてくれます。
9曲にわたり首尾一貫して演奏者のセンスが感じられる演奏が聴きたいと思います。
長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします。