>>769
> 現代の録音技術は、音色の再現性に関しては、実は
> SP時代よりも後退している面があって、きれいだけれど画一的な音色で
> 再現されてしまうことが多いかと。

これはどうなんだろう。
僕は、音色の再現性が上がったからこそ、(表面的には)画一的な音色に聞こえるんじゃないかと
思っています。
もちろん、よく聴けば音色は画一的ではないことが分かるはずなのです。

クライスラー、ハイフェッツ、オイストラフの音色は、レコード(CD)で聴くと、
明らかに違って聞こえますよね。
でも、実演を聴いたら、これほどあからさまに音色の違いが分かることはない、
と思います。
レコードを聴いて明らかに音色が違うと感じるのは、
録音自体の特徴が加味されているからだと僕は思います。
実際のヴァイオリンの音色は、たとえそれがどんなに個性的な音色であっても、
そんなにわかりやすく違って聞こえるものではありません。
往年の録音ほどあからさまに個性的には聞こえないはずです。