(つづき)
>>441で、シェリングのヴィエニャフスキ3楽章は遅すぎる、と書きました。
それについてちょっと補足を。

この曲の冒頭部は、聴衆を「ガツーン」とやらなきゃだめなところなんですよ。
そういう趣旨の曲だから。
「どう弾いてるのか良くわからんけど、すごい音の塊がやってくるぞ」
と思わせなきゃだめなんです。
なのに、シェリングみたいに
ラ・シ・ラ・レ・ド・ファ・ミ・シ・ラ・レ・ド・ファ・ミ・シ・ラ
ってゆーーーっくり弾いたら、手品の種明かしみたいになってしまうわけです。

メンコン1楽章は名人技を披露する曲じゃないからゆっくり弾いてもOK。
でも、ヴィエニャスキ3楽章は名人技を誇示するための曲だから、
ゆっくり弾いちゃ興ざめでしょう。
ということが言いたかったのでした。

ちなみに、ここで書いてるヴィエニャスキの協奏曲は「2番」の方です。