NYメトのパルジファルを観て来たので、ご報告します。
マイヤーが圧倒的に素晴らしかったです。役者で内容を踏まえて声の質を
変えたりするのがなかなか良かったほか、絶好調だったのか、声も良く出ていました。
第2幕終了後のカーテンコールでは地鳴りがするかというほどの大拍手で、皆スタンディング
・オベーションでした。さすがに彼女の十八番の役、見直しました。
トマス・ハンプソンは上の方がDVDでの彼を述べているごとく、よかったです。
ちょっと瀕死にしては元気すぎるかなというのが気になったくらい。でも素晴らしかった。
パペは、いつもに比べ、余り声がでていませんでした。第一幕ではややキーキーした感じ
でしたが、第三幕では、辻褄を合わせてくれました。
ベン・ヘップナーのタイトルロールはがっかり。この人はこれだけの巨体なのに、
どうして声がでないんだろう。トリスタンの時もそうだったけど。今度も
第二幕で、あの出来ではクンドリに押されまくり、拒絶するのに全く説得力が
ありませんでした。ドミンゴの時の方がずっと声に張りやツヤがあってよかったです。
レバインの代役のシュナイダーは遅めのテンポで丁寧な演奏でした。
これと言って名演ということでもなかったですが、最近のレバインの、
「私疲れています。でも仕事ですから」みたいなおざなりの流した演奏よりは
ずっと良かったです。拍手も多かったです。
全体的に、大変素晴らしい演奏でした。満足です。
来週の土曜日はVolpeの引退のさよならギャラがあり、大物歌手が一同に
集まるそうです。