ミンコフスキを聴いてジュピターを改めて見直した。このくらいやってくれると
素直に感動できる。

曲自体については上でかなり述べられてるが、さらに言えば、第一楽章第一主題
の前半にある三連符の前打音は、その反転形や四連前打音の形で第一楽章に頻繁に現れるし、
第四楽章第一主題がフォルテで繰り返される所で低弦にも出てくる。

また、第一楽章第二主題と、ハ短調和音がフォルテで鳴り響く箇所の間に挟まれている、
低弦による第一主題後半とヴァイオリンによる対位主題が奏される所は、第四楽章第一主題の
変形とも考えられる。

さらに、K541のアリアからの引用主題の後半、展開部の主材料となる動機は正に第一楽章
第一主題後半部から派生している。

もっとも、こういう分析は、スコアを見ながらでないと分かりずらいと思う。
CDを聴いてるだけでは、「統一感が無い」という感想を持つのもある意味納得できる。