広上さんが東京音大の学生だった頃、コンクールを
控えて、学食だか図書館だかでスコアを開いて勉強していたら、
学友が次から次へとやって来て、「うちの大学のヤツがコンクール
なんか出たって無理だから、やめとけ」「おまえ、身の程知れよ」
みたいなことを言われてうんざりした、とどこかに書いてあった。

あるアメリカの批評家が広上さんを「若い頃のバーンスタイン
に似ている」、と書いていた。風貌じゃなくて、音楽の作りが。