>>255
ああそうでしたね。ライヴとレコーディングは別人ですね。

シノーポリの演奏会は2回だけ体験しました。
オペラに行かなかったのは悔やまれますが、モウ取り返しがつきませんね。

2回ともマーラーの5番がメインでした。
1回目はフィルハーモニアで前半はモーツァルトのフルートとハープ〜でした、東京文化会館。
マーラーは今でも脳みそに強烈に焼きついています。
特に第2楽章、ベートーベンの運命と似たモチーフがたくさん出てきますけど、演奏会では、
そのモチーフが出てくるたびに、手を変え品を変えいろんな変化があり、心−心臓に矢の刺さってきたことを
思い出します。
初めて聴く音楽のようでした。
アダージェットで、シノーポリが予備拍を振って、いよいよ音が出る瞬間に、会場の客のモノが落ちる音がして
シノーポリが指揮をやめて、一度ご破算になって、ホールが凍りついたこともよく覚えています。
終わってこんなに感動したことは、そうはありません。
大袈裟じゃないんですけど、生まれてきて音楽を聴くことができてよかったと、今は亡き母親に伝えました。

2回目はドレスデンのオーケストラで、サントリーホール。前半はモーツァルトの40番でした。
このときはモーツァルトの音楽がとても厳しく鳴り響いていました。
柔和な感じはかなり抑えられていたように感じました。これは感じ方なので人それぞれだとおもいます。
メインのマーラーの5番は、もちろん素晴らしかったのですが、1回目の素晴らしかった体験が
自己増殖して、肥大化して、心の中でもっと、もっとと叫んでいましたよ。

その臆病なせいか、彼のマーラーの5番のディスクは家にあるんですが今だに聴こうとしないんですよ。この小心者がっw。