カラヤンのは、スタッフのミスの連続だった。ドイツ語スピーチ中にマイク
に雑音が入り続け、ついに中断してしまったもの。しかもやっとスピーチが再
開したら今度はノイヤーレの扇がスピーチ中に開いてしまい、観客の笑い(失笑)
をかってしまった。おそらく美しきの終わりに開く予定だったとみえ、LD・DVD
ではそのように編集されている)。カラヤン先生自分のスピーチが受けている
と勘違いしたようだった。カラヤン激怒か!と思ったが、スピーチを終え、指揮
を始めようとした時に、扇が開いているのを見て、「何だ開いちゃったのか」
というびっくりした表情をする。しかし、その後笑顔で美しきを演奏開始。
さすが大物!演奏も特上!以上生放送のビデオからでした。ちなみにNHKが
ニュイヤーの生放送を始めたのもカラヤンの'87が最初ですよ。それまでは
1週間くらい経って松の内も終わる頃ビデオで録画中継していた。スピーチ
を長くやったのもカラヤンが最初でしょうね。この当時衛星中継はモノラル
音声だったので、ウィーンで音声をビデオのPCMに変換して、映像信号として
地球の裏側から伝送した。つまり映像2系統という、信じられないくらいお金
のかかった中継でした。音声は大丈夫だったけど、映像は何回かフリーズし
てました。幸い演奏中は生きてましたが。

'92のクライバーでは、ORFの世界中継映像(DVD化)のほかにBSでNHK独自
(といってもブライアンラージ監督)のハイビジョン中継をした。こちらは
正面からのアップはありません。ハイビジョンらしく全体を引いた映像が多
い。