モーツァルト交響曲#41
ショルティ指揮ヨーロッバ室内オケの演奏(DECCA1984年録音盤)。
ドライで推進力ばかりを求める力ずくの演奏だと見なされることの多いショルティ
だが、この演奏でもその通りの印象を受ける。
けれども、さすがに#40&#41に限ってはCSOではなく室内オケで録音した
こともあって、力ずくの演奏の負の部分よりも、この作品の持つ音の大伽藍とも云う
べき構築性を存分に感じさせてくれる点では、これほど成功した演奏を他に知らない。
中間楽章には魅力を全く感じないが、第�T楽章の冒頭部分や壮麗な終楽章は聴いてい
て惚れ々れしてしまう。素晴らしい。しかし、これはモーツァルトではなく、ここま
でやるとベートーヴェンの交響曲のようで、違和感も残る。