ワーグナーの楽劇なんていうのは、その大半が、歌手が舞台であらすじや状況説明を歌い、
それをライト・モチーフで肉付けしているような、劇音楽としては陳腐な代物。
何時間もかけて鑑賞しても、ドラマとしての展開と音楽が融合している箇所は、
せいぜいトータル30分くらいだろう。聴き所は少ない。
映像込み込みなら別の楽しみ方があるが、CDで全曲通しで聴くなんていうのは、
ある意味感性が鈍いと思う。音楽は素晴らしいから、前述の聴き所を中心に
つまみ食いすれば十分だ。