「リンク」もそうだが、ワーグナーの場合、まず台本作成を先行させる。作曲と同時作成ではないことを注意しなければならない。
まず叙事詩形式で書かれた台本を完成させ、演劇関係者、批評家たちを集めて、作品完成のお披露目のための朗読会を行っている。
つまりワーグナー楽劇の場合、音楽抜きで、純粋に文学的作品としての台本が独立の作品として扱われており、
しかも批評家の批評対象になるような独立の文学作品として社会的に認知されていたことを知っておく必要がある。