音楽は魔法に似ていると思います。
秘密めいた不思議な力があるように思います。
いい演奏を聴くと、魔法をかけられたように遠くの世界にとばされてしまう。
胸がドキドキしたり、頭がボーっとしたり、なにかに捕りつかれたような気分がしたり。
ギターを自ら弾いておられる方はかつて一度はそんな魔法をかけられたことのある人だろうと想像します。
それで、自分もいつかはそんな魔法を使ってみたいと志して・・・

人を感激させるような音楽、そんな魔法の秘密、秘儀、奥義は残念ながらそこらに転がっているようなものではない。
いくら本を読んでも書いていない。
高山に降る雪の一片のように、そこに行ったものにしかみることができない。
大発見をしたと下界に持ち帰ろうとすれば、あっとう間に消えてしまう。そんなもんだと思います。
あまたの本やら、それについての言葉はどうやら外堀を埋めるためのものであって、どうやら核心をつく「秘密」の部分はどうしても言葉にできないんだろうと思われます。

シコシコ練習したり録音してみたりしていると、まれにそんな秘法に近づいた、またはちょっぴり触れたと思えるときがあって、そんなときはえらく興奮したりうれしかったりします。
そのあと直ぐに蒸発して消えてしまったり、五線譜さんが書いたようにするりと手からすべりおっこっちゃったりするわけですが・・・・・・
ただ、うれしかった気分は記憶として残っていて、それをまた味わいたくてまた練習を始めるというわけです。
こんな風に考えたり感じたりするのはここ最近のことですが。

よりよい演奏をしようと練習したり考えたりすることは、上に書いたようにケッコウ楽しいことだと思っていますが、
ギターを抱えてボロンと音をだして「あ〜いい音だな〜」と感じたり、弾きたかった曲の楽譜を買ってきて音を取ってみたときに、たどたどしくしか弾けなくてもやたらにうれしかったり。
そういう気持ちを忘れてしまうと難行苦行になってしまうかもしれません。

書きたいことはまだたくさんあるんですが、長くなりすぎるのでこの辺でやめます。
チョーシにのった駄文、一部はエラソーでもあり多少気が引けますがのっけます。