同じくガラコンはソロが良かった。
コンチェルトは2列目の左から2番目という良くない席だったからか、美音とも思えず・・・
しかしサントリーのソロは2階中央最前列で鑑賞、これはコンクール以上に感動した。
舟歌の一音目からポーランドの風景が見えてくるような高貴な音色、
コンクール評は誇張ではないことを実感した。
テンポをほとんど揺らさなくとも、音色やタッチの変化だけで
何と豊かな音の空間が生み出せるのだろうと感心。
かといってテンポは全く揺らさないのでなく、ごく限られた場所で、大胆なルバートをかけてくる。
例えば英雄ポロネーズの緩徐部分とか。
めったにないだけに、最高の美音でのルバートが来たとき、刺激が強すぎて昇天しそうになった。
アンコールの月の光の、やさしく繊細な天からのささやきのような音は鳥肌が立つものだった。
彼にはもっとドビュッシーを弾いてほしい。

この前のみなとみらいでは、再び同じ感動に襲われることはなかったが、
昨年はとにかくすごかった・・・