119 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/03/04(土) 06:18:57 ID:UY7lPS9f0

荒川の凄いところは氷に吸い付いたようなエッジワークで音をたてない世界最高峰のスケーティング。
絹の上をすべっていくように滑らかさで、優雅さに満ちている。
トリノの会場は氷が軟らかいので、
  ジャンプ:氷にエッジを引っ掛けたり、氷を踏み台にして飛ぶので踏ん張れない
          →ジャンプがしにくい
            →転倒しやすい(安藤に及んでは転倒祭りw)
スケーティングの差が顕著にあらわれた。特に筋力のない女性にはきつかったんじゃないかな。
だから経験のあるスルは予定要素からジャンプを削ったが、コンビを単発にするという文字通り削っただけだった。
それに比べ荒川は抑えたと言う感じ。
提出された予定要素だと「ザヤックルール」にひっかかるので最後の3−2−2を決めてもノーカウントの0点になる。
予定要素が発表された時点で「どのジャンプを削るつもりなんだ?」とネットで話題になったが、
結局は最初の3ルッツ−3ループ゚を3−2にすることで落ち着いた。
スルは転倒後、予定にないコンビを持ち出したがもはや及ばなかった。

さらに荒川の特筆すべき点は、スパイラルやスピン、ステップにせよ非常に高度な技をさらりとやってのけてしまう点。
それらを柔らかさで包み込んで、技術を感じさせず芸術の域に昇華させており、
クラシック音楽家でいうところの華麗なるマエストロ(巨匠)という呼び名にまさにふさわしい。
ポジションといった立ち振る舞いも綺麗で、つま先から両手の親指・小指の爪先まで意思を通わせており
威風堂々とした「精神」の気高さやオーラを全身全霊で放っていた。
コーエンもバレエ的な素養はすばらしいがスケーティングのスキルは正直高くない。
ステップなんか見てると、興奮しながら腕を振り回してるだけ。
さすがにネコパンチと揶揄される妙なスピンはやめたみたいだけどw