「大人の文化」が絶滅寸前なのだろう。

ガキがガキ用文化に染まるのは当たり前で、それは昔からあった。
それを卒業した大人、背伸びするガキは、大人の文化に乗り換えるものだった。
大学教授とか企業のトップともなれば、嗜みとしてクラシックや名画の一つも知らなければ
バカにされた時代が確かにあった。
しかし今は、教授・頭取といった教養・経済を牛耳る階級でもクラシックを聴く者は稀になっている。

今の40台から下は、大の大人がガキ文化に浸ったまま歳だけ重ねている状態。
ポップス、アニメ、ハリウッドSFの全てがダメとは言わないが、そういう物だけで満足しているのは、
精神面で何らかの偏りがあると言わざるを得ない。この世代に始まる反教養主義もそれを手助けしている。
ヨーロッパでも同様の事態になってきている。世界がガキ化しつつあるのだ。