「そう、確かにアバディアンはなにか昔の妄想抱いてるよね。」
僕は、突然の直美の意見にうなずいた。

「でも、あなたのほうがアバドより昔の妄想を抱いているみたい。」
僕は、突然の直美の率直な意見に驚いた。

そうだ!確かに僕は、彼女を抱く時、無意識に”アバド”のあの歌を口ずさみ、
いつも、”直美の妹”の幻影を抱きしめている。

「やりやり」