料理に例えてみよう。おいしい料理だったら、どんな料理かわかったからおしまい、
になるわけがない。また何度も食べたくなるだろう。そして状況や体調によって、
また食の体験そのものによって、味わい方はその都度少しずつ違ってくるはずだ。
そして飽き足らなくなれば味付けや調理が異なるものを食べてみたくなる。

良い例えかどうかわからないが、同じ曲の同じ演奏を聴き返したり、同曲異演を
聴き比べたりというのは、私にとってはそのようなものだ。

それともう1つ。私は、1つの演奏だけを聴いて
>「その曲がどういうものなのか?」
>ということを理解
したという気には、とてもなれない。