リゴレットの東京最終日Aキャスト(27日)見ましたけど、結構、悪くないと思いました。
ムーティとスカラ座の来日公演をスタンダードにすると厳しいかもしれないけど、そのほか
の公演で、このリゴレットの水準に達しなかった公演はたくさん経験しました。
新国立のバッロがメロディを作曲してごまかした酷い公演、METの来日公演も冴えなかった。

ガザーレのあの声!そりゃCDのカプッチルリやブルゾンに比べると深みとかお父さんの慈愛
のかけらもないけど、でも現在世界屈指のいい声だった。それだけで満足。テノールはまだ未熟だけど
あのイタリアの声は将来のスター候補。10ねんたったら、きっとギャラが高くて
呼べないようなテノールになる金の卵。高橋は、2幕以降はよかったんじゃ。

たしかに1幕1場の合唱のアンサンブルの雑さ、音程の悪さはあったけど、後半
客席もしーんと静まって聞き入っていた。フリッツアの指揮も俺は気に入った。
不満がある人は、日ごろ東フィルが新国でどんな気の抜けた演奏をしているか
知らないのだろうか?同じオケとは思えなかったのは、フリッツアのおかげ。

繰り返すけど、最近の藤原のなかでは、イイ公演の部類に入ると思うよ。