ワルター指揮VPO&シュヴァルツコプフの録音を聴くことができた(1960年5月29日
ワルターのVPOとの告別コンサートの録音、Music&Arts盤)。
60年代初頭のライヴ録音の割には音質も芳しくなく、シュヴァルツコプフの歌唱は力み
過ぎで良い出来とは程遠い(元々この曲には不向きな声質の歌手だが)。
オケも小編成で、VPOの木管の音色は魅力があるが、緊張感に欠け芳しくない。
この曲のワルターの録音では、以前に記した、仏国立管&マリア・シュターダーとの
1955年5月12日のライヴ録音が良い。
最近になってこの時の仏国立管とのコンサートの録音がリマスターされて出ているよ
うだけれども、安価なCLASSICA D'oro盤でも充分にその素晴らしさは伝わってくる。