銘器の存在はお金持ち、成金じゃない、本当の昔からのお金持ちに支えられているという点も見逃して欲しくないね。彼らが影で支えてくれている。

中国のことわざに、良いものはお金のあるところに集まる、というのがあるそうな。お金持ちで、一流のものを見慣れていれば、自然とそれなりの目利きになっているという仕組みで、良い意味での循環と蓄積のシステムが出来上がる。

そういう目利きのお金持ちを相手にしている権威のお墨付きもまた、銘器の絶対条件だ。銘器は社会と隔離されて存在しているのではない。仮にそういうもので素晴らしいものがあったとしても、それは決して銘器とは呼ばれない。