平成5年の5月のことだったが、オレの住む雪国の小都市にドイツのオーケストラがやって来た。
ホルスト・シュタイン指揮のバンベルク交響楽団。
曲目は「ドン・ファン」「ティル」「ベートーヴェンの交響曲第7番」。アンコールは「ローエングリン」前奏曲。
渋く、重く、雄大な響きに感動した。
12年近く前になるが、今でもあの時の音色をありありと思い浮かべることができる。

演奏終了後、楽屋口で待っていてホルスト・シュタインからサインをもらった。