>>294

カラヤンが他界(1989年)した後に、クラシック音楽業界全体の
音楽ソフトの売上が激減した、との話を聞いたことがある。

要するに、アーティストが、その名前に物を言わせて、ソフト会社に
録音を持ちかけても、「商売にならん!」として却下されるケースが
多いらしい。
アバドがウィーンフィルを指揮してベートーヴェンの
交響曲全集をウィーンフィルを製作した頃(当時のアバドは
たしかウィーン国立歌劇場だったし、クラシック音楽業界の
ソフトは、それなりに売れていた)とは、「時代が違う」
ということ。
小澤に限らず、どの指揮者にとっても、今は難しい時代なんだろうね。

それから(たとえ小澤が監督をしている国立歌劇場管を母体であっても)
ウィーンフィルは常任のポストを置かず、指揮者を自主的に選んでいる
のは周知のことであるし、ウィーンフィルの立場として「売れる」
ソフトを製作したいのであろうし、カラヤンやバーンスタインや
ショルティといったビッグネームが他界した後は、録音に慎重な姿勢が
明らかに目立ってきた、と、個人的には思うが。