リマスターがらみで奥行感が云々という書き込みがあったが、オケが
近く聴こえ奥行感があまりないのは、マイクがオケに近いからで
リマスターのせいではない。
放送局の録音によくある感じの録り方で、例えれば89年のニューイヤー
コンサートのCDに似た録音の雰囲気と言えるかも知れない。

リマスターに関しては人工臭プンプンどころか、マスターテープの
雰囲気を出来るだけ壊さないように気を付けて丁寧にやったと思われる。
サーフェスノイズも残っているし、デジタルリマスタリングであっても
AADと記載があるため、もっとも重要な作業であるミキシング(
編集作業も含まれる)は、アナログで行なわれている。
ミキシングをわざわざアナログでやっているのは、マスターテープが
アナログで録音されているため、その音の雰囲気を出来るだけ
壊さないようにしようという配慮であったと思われる。
その結果、音質はストレートでも耳当りは柔らかく、楽器の生々しさも
感じ取れる良質な音質で聴くことが出来る。
良いリマスタリングだと感じる。