>>958
いや、一般的にピアニストであれ指揮者であれ、自分が1番だというナルシスト的な部分を持っている。
ホロヴィッツ自身も当てはまるけど、年下に賛辞を送ったり認めたりすることは極めて少ない。ローゼン
タールやワインガントナーなどは、当時、優れたピアニストではあったがホフマンやパデレフスキー、ブ
ゾーニなどにはまったくといっていいほど及ばない。しかも、ホロヴィッツが現れるまでローゼンタール
が技巧ではNo1だったことを考えると、ホロヴィッツに得意分野を奪われる危機感みたいなものがあったと
思う。トスカニーニの娘と結婚するときも、嫉妬してたピアニストがものすごく多かったみたいだし。
ホロヴィッツはリスト以上に魔性的な何かを持ってたと思うし、それは、展覧会の絵や死の舞踏、メフィスト
ワルツ、スクリャービンのトリルソナタや黒ミサなどからも伺える。