俺は貧乏人でもやっていけるトロンボーン吹きだが、
以前、たまたま(本当にたまたま)レッチェの特注モデルを
入手することができた。カタログにも載ってないモデルだったが、
特にppでの響きのツヤが自分で吹いててゾクゾクするほど
素晴らしい楽器だった。

ただ、あまりにも扱いが難しかった。
あの楽器は、奏者が完璧なコンディションであることを要求してきた。
楽器が助けてくれるという部分がおよそ皆無に等しかった。
厳しい修練を積み重ねた末に並外れた基礎技術を身につけてなお
毎日何時間と楽器の練習ができる、そういう人間でないと扱いきれない
楽器だと悟った。

結局、その楽器は手放して、いまは某アメリカ製の吊るしの楽器で
マターリやってます。断言はできんと思うけど、最高級品が必ずしも
日曜プレーヤーに最適とは限らんのじゃないかな。下手糞のチラシの裏スマソ。