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まあまあというところだろうか, 2002/11/17
レビュアー: comfortably-numb (Japan) - 自分が書き込んだレビューをすべて見る


楽曲詳細には、ベートーヴェンの交響曲第4番&第5番「運命」と書かれているが、それに加えてワーグナーの
“「タンホイザー」よりヴェーヌスベルクの音楽(バッカナール)”が収められている。
それよりもより重要であると思われるのは、この盤の場合、ライヴ・レコーディングである。
データーを書くならば、ベートーヴェンの交響曲第4番と第5番「運命」は1972年1月29日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ。
“「タンホイザー」よりヴェーヌスベルクの音楽(バッカナール)”は、同年1月27日の同じ会場でのライヴ収録である。
この作品の場合、このムラヴィンスキーのシリーズ「ムラヴィンスキー全集」全てにおいてそうなのであろうが、
「20bit K2 SUPER CODING」という技術でリマスターされている様であるが、十分であるとは言えない。
確かにカザルスやトスカニーニ、ハイフェッツの音源ほどの古めかしさは感じない。
その点、アーカイヴ的な作品であるとまでは言えない。しかし、満足できるとまでは言えない。
というのは、ステレオ感が十分ではないからである。ライヴ・レコーディングの限界なのかもしれないが、
音質的には、1960年にレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団を指揮している、
チャイコフスキーの交響曲第4番〜6番(Deutsche Grammophon)の方が、よほど優れたレコーディングだと感じた次第だ。

とはいうものの、普通に聴く分には特に問題があるというわけではない音質であり、演奏も満足できると言えるのではないか。
特に推薦したいと思うほどの作品ではないが、聴いて損はないと言うことはできよう。


何が言いたいのやら。