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マリピエロ:ピアノ協奏曲全集(2SACD)

ピッツェッティ、カセッラとともに近代イタリア復古主義の旗手として知られるマリピエロは、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディの
研究家としても有名です。しかしその作品はイタリア的な流麗さよりも憂鬱で気難しさが目立つものが多く、決して耳なじみの良い曲
ばかりではありません。とは言え、初期の作品は印象派の影響も多分に受けているのでドビュッシーが好きな人なら必ずはまること間
違いなし。
 このアルバムは今までに全集としての録音がほとんどなかったピアノ協奏曲全集で、マリピエロの作風の変遷を見渡すことができる
貴重な録音といえるでしょう。

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャン
ネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうには
マルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるで
しょう。

マリピエロ:
CD-1
・ピアノ協奏曲第1番〜第3番
CD-2
・ピアノ協奏曲第4番〜第6番
・主題と変奏
 サンドラ・イーヴォ・バルトリ(ピアノ)
 ザールブリュッケン放送交響楽団
 ミケーレ・カルッリ(指揮)
 録音:2005年(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND