外観が才能に一致してみえるような芸術も、あるにはあるんだ。
クラシックバレェなんかはそうだ。異常な身体能力を要求する一部の現代物は別として、
古典の時のプリマはみな驚くほど美しいダンサーだ。
年末に来日するギェムはちょつと別格だが、ザハーロワ、マハリナ、ピエトラガラも美人だぞ。  
このレヴェルだと、チェチェ(衣装のこと)や冠なんかが同じでも、コールドバレェ(群舞の集団)とは
はっきりと違って見える。
無論、彼女たちは歌わないし、台詞での演技もないから、一概にオペラやミュージカルと一緒にしても
仕方ないんだろうが、現実の舞台の上で良く見えるってのは立派な才能なんだ。
ブロードウェイのプロデューサーだのオーディション担当のスカウトマンなんぞが、ただ声がデカイだけの
二流アイドルあがりに騙されるとは到底思えない。 何をおいても、それだけは絶対にない。
「新人は時に大バケして、舞台の奈落からデーモンを呼ぶ可能性がある」、奴らはそこに賭けるわけだろ。
 本田が舞台でどう見えたかってことは、もう再現が効かない。(版権の関係でビデオ自体撮れない)
 彼女が本当はどういう能力をもっていたのか、もう誰にも分らない。
 ただ正直、盛りを過ぎて低下するか、迷走してたってことは間違いないと思う。
 ファンではあったんだが、そう思う。