近代・現代音楽、北欧と得意とするサロネンと思っている方、
この演奏を侮ってはいけません。とにかく美しい響きを持ったベートーヴェンです。
しかも美しいだけでなくエネルギーと推進力を兼ね備えています。
また弾けるように音量が変化しますが、響きを乱さず、むしろより良く響きわたり、
サロネンの指揮のもと楽員が楽曲に集中している様が良くわかります。

それから直接演奏の評価に関係ありませんが、幾つか情報として 
�@ベートーヴェンのスコアはベーレンライター社のスコアを基にした改編版 
�A両翼配置になっている。弦楽構成は12型。
�B最速の7番終楽章 トラックの時間は7分15秒ですが拍手の時間を除くと
6分26秒です。これは近年の演奏では最速ではないでしょうか?

フェドセーエフとモスクワで6分25秒ってあったけどな。