私の場合は、バロック以外の演奏をほとんどしませんが、
その範囲ではやはり、オリジナルでなければと、思っています。
(ただし、オリジナルはコピー不可です)

ただ、良く言われているように、やり易いから使うというのではなく、
むしろ、使いにくい部分もそのまま受け入れて、当時の感覚や、奏法に
近づくための手段として、使っている部分も大きいです。

日本人的なのかもしれませんが、私としては、尺八の「首振り3年」の
ような感覚が普通に思えます。その感覚で見てみると、実際古楽といっても、
バロックボウで弾いているけど、ボウイングの方法が当時の方法より、
モダンのそれにずっと近いものだったり、管楽器の場合、呼吸やタンギングが
全く現代の方法だったりしていて、これが古楽なのだろうかといつも思っています。

例えば、Jazzの場合、アメリカの時間的には半世紀の中に、スイング以前から
モダン以後までいろいろなスタイルが存在しいましたが、それらを、まんべんなく
演奏する人はいないでしょう。ところが、古楽には500年以上にわたる、
ヨーロッパのいろいろな地域の音楽を、笛をとっかえひっかえして、演奏する人が
いたりしますね。・・・これこそバンダナさんの言葉をかりて、吉本芸人の物まね位
(以下かなあ)と思います。