(連投お許しを)

>>36
プロとアマというより、ディレッタントと非ディレッタントという
スタンスの違いを、考えたほうが良いと思います。

 現代の特に日本人は、民主主義とか平等とかに慣れすぎて、音楽にも
 演奏するスタンスがあることに、無頓着になりすぎていると感じています。
 
 5年位前NHKのドラマで(題名忘れましたが)土佐の一弦琴を題材にした
 のがありました。ここでたびたび語られたことで、「一弦琴は自分の心を
 慰めるためだけにひくものだ」というのがありました。
 おそらくヨーロッパにも、これに近い感覚の音楽が存在したのだと思います。
 バリトン(弦楽器の)、ビオラダモーレ、フラジオレット、・・・等など。
 これらは、楽譜も演奏法もあまり伝わっていません。おそらく当時の流行
 歌とかを、気持ちのおもむくままに演奏していたのでしょう。
 ビオラダモーレを持っている友人は、自分ひとりで弾くことがほとんどなので、
 ビオラダモーレを買ってからは、ヴァイオリンを弾く気がしなくなったと
 言っています。

 さてリコーダーに関しては微妙な位置ですね。
 大作曲家といわれている人の曲も結構ありますし、コンチェルトもある。
 ヴェラチーニのリコーダーソナタは、ディレッタントの注文で作られたが、
 演奏家として活躍していたヴェラチーニだけあって、人にきかせる聞かせ
 どころを持っている。・・・・結局後期バロックにおいては、リコーダーの
 スタンスは、ディレッタントと非ディレッタントの中間としか言いようが無い
 ですね。