古楽器の領分とモダン楽器の領分
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0026gomale
2005/12/03(土) 03:59:05ID:tJJsWojU私がリコーダー作ってたときは、ダブルホールは絶対作らないと
決めてました。
今は他人の作ったダブルホールの楽器をつかってますが、少なくとも
一度はシングルホールの楽器を使う努力が必要かと。
当時ダブルの楽器は例外的で、キーを拒むのと同様に、ダブルも拒んで
いたように思えるから、その感覚を理解する必要があると考えてます。
(フィンガリングについても同様)
今の古楽奏者は、都合のいいことだけ現代的に変更したコピー楽器
を使って、現代奏法のいくつかの亜種を生み出して演奏しているに
すぎないと思ってます。
バンダナさんがフルート嫌いなのは、残念ですね。
リコーダーと違ってフルートなら、18世紀から現在までの楽器の変遷
を、オリジナルの楽器を通して知ることができますから。
(変遷というのは形以上に、音楽的な特質の方を指してますので、
コピーでは分かりません)
例えばThibouvilleというメーカーは、19世紀におけるフランスの
YAMAHAとでも言うべき、総合楽器メーカーですが、注目すべき点が
多々あります。
1880年代の10キイのフルートを持ってますが、ベーム式のL.LOT
が評価を高めていた時代に、大メーカーが古いスタイルの楽器を作っていた
こと。またそのイントネーションが不思議なもので、普通に吹くとまず
音程取れません。Fなどキイがあるのにかなり外れてます。(これは決して
経年変化や製作技術の問題じゃないですよ。)・・・これらに対応すると
いうか、これらの不思議な点を要求する奏法があったのでしょう。
またこの楽器の指穴が結構小さいことを考えると、バロックに近い奏法の
延長で19世紀の音楽を演奏していた人たちもいるようです。
(キイを使わないで吹けば、オットテールもほぼ違和感無くふけます。)
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