全く迷うことなく <<交響曲第3番>> に一票を投じる。
この曲のボストン初演直後にルーセル自身が「私の最高傑作だと思う」と言った話は
有名だが、まさにそのとおりであるばかりでなくフランス音楽史に燦然と輝く名品として
この曲は後世に残ることになった。実際、フランスの交響曲というものを考えてみても
五指には確実に入り、ベスト3を狙える・・・そういう位置にある作品だと思って欲しい。
全4楽章でどの楽章も優れているが、特に第1、第2楽章の出来が非常に素晴らしい。
叩きつけるような激しいリズムがきわめて印象的な第1楽章。緩徐楽章ながら次第に
テンポと緊張感を増し空前のクライマックスを形成する第2楽章・・・。
この曲を聴くといつも胸が躍る。そういう点ではなかなか稀有な作品なのかもしれない。
ちょっと言葉足らずだがまあそういうことで。

【スッペ】はどうだろう。