>>56
んー、ちょっと根本的な誤解があるように思う。そもそも「調性格」のコンセプトは、平均律
による鍵盤調律が19世紀末に一般的になる以前、ミーントーンなどの不均等律で調律された
キーボードで演奏(あるいは作曲)した際に、調性(♭系 vs ♯系、白鍵 vs 黒鍵主体、等)に
よって旋律や和声の響きが大きく変化したことから発祥した。それに、上に書いたような
管・弦楽器の特性としての12音不均一性が加味されて、調性格というコンセプトが完成した。

極端な話、曲想・和声進行やパートの役割によって、純正律的な音程でもピタゴラス律的な音程
でも自在に取りうる管・弦楽器だけの世界だったら、調性格などというコンセプトは出てこな
かったのだと思う。