リヒテルは作品に敬意を払うため読譜しながら弾いたじゃん。
そもそも鍵盤、弦、打楽器系と、管は楽器の形状や性質の違いが
演奏に大きなファクターを与えてる。
ピアノはロマン派以降、飛躍的に発達し、曲や演奏技巧が高度化した。
よって、譜面を見ながら演奏していたら間に合わない、ていうか、
見ている余裕がない。
一方、縦長あるいは横長で、十本の指で押さえる管楽器は、超絶技巧の
曲を吹くとき、譜面を見てる暇がないということは少ない。

暗譜ごときで、楽器別優劣をつけるなんて愚の骨頂。
むしろ、ピアノより大型のマリンバなんかで、端から端まで身体ごと
跳躍する広い音程が駆使された速い曲を、読譜しながら弾く方が、
超絶的だ。事実、そういうプレイヤーもいる。

つまらんこと考えんといてや。