>>392
それまで一度も小説など書いたこともない中年の泥棒が、刑務所の中で本を読み、これくらいなら
俺でも書けるといって書いた「泥棒日記」が世界的ベストセラーになりサルトルも絶賛しました。
それが、ジャン・ジュネの華麗なる文壇デビューでしたが、楽器の演奏という分野ではそうした奇
跡は起こらないでしょうね。

文学という芸術は生きていること自体が修行になりますが、楽器の演奏表現のためにはスポーツと
同じような身体的トレーニングを積み重ねないとなりませんから。
しかしながら、野生のギタリスト出現というフレーズにはロマンが感じられますね。

>>393
前半は全く同感です。後半はギター演奏を機能的に考えた場合は同意ですが、いわゆるギターのオ
リジナリティの魅力ということを考えた場合、いささか違うように思います。
スケールを正確にスピードを出して弾くのはピアノにお任せしておけばよいのではないでしょうか。
ヴァイオリン奏者に「和音が弾けなければ、独奏などできないよ」と言ってもはじまらないように、
ギタリストにメカニカルなスケールを要求すること自体が無理に感じます。
逆に、ピアニストにビラ-ロボスのエチュード11番の楽譜を見せて「この音楽を表現してみろ」と言
ったら、お手上げ状態になると思います。アルハンブラの思い出でもピアニストにはたいへんです。

ギターの特性を考えて「土俵」を語りたいと思います。