◇「第九」の日本初演、1916年の徳島収容所か

ベートーベンの「第九」の日本初演は、第1次世界大戦下の1918年6月、徳島県鳴門市の
板東収容所に収監されていたドイツ兵捕虜の演奏というのが定説だったが、実際は2年ほど早い
16年8月、徳島市の徳島収容所で行われた可能性が高いことがわかった。

捕虜の楽団を指揮した軍楽隊長の出身地・ドイツ北部フレンスブルクで、徳島収容所の
捕虜が発行した16年9月3日の新聞「トクシマ・アンツァイガー」=写真=が見つかり、
川上三郎・徳島大教授(61)(ドイツ語学)が翻訳して確かめた。

徳島収容所は14年11月から約2年半、現在の徳島県庁付近に設けられ、捕虜は約200人。
その後、17年4月に完成した板東収容所に移っており、川上教授は「徳島での演奏が
“歓喜の序曲”になり、板東収容所でもほぼ同じメンバーで演奏したのでは」と話す。

ソース(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060211p401.htm
▽写真
http://osaka.yomiuri.co.jp/img/20060211p401-a-A20060211090953941M.jpg