この曲は今まで実演を2回聴いているが(いずれもN響:若杉(だったと思う),
デュトア),今回はよりステージ上演に近いということで舞台効果もあり,
全体としては良い出来だったと思う。オケの不安定さについてはほとんど気に
ならなかった。特にハデに外した音もなかったように思うし,この演奏をイマイチと
言っていては,良い演奏はなかなか望めないとは思うが。

合唱はごちゃごちゃ聴こえたところはあったが,がんばっていたと思う。
最後に譜面を取り上げられて暗譜になったのにはワロタ。
(まあもし東響コーラスだったら最初から全て暗譜だったと思うが)
全体に黒色で地味な服装に統一していたが,女声コーラスの1名が
首のあたりが開いた服を着ているのが目立って気になった(演奏には
関係ないことだが)。

エンディングから少し前のあたりで合唱と掛け合いをするオンドマルトノの音が
やけにはっきりと聴こえてきて,ナゼだか涙腺に響いた。不思議な経験。