>>19
ベートーヴェンのソナタは何気ないようで至高の演奏。
テンポは速いのに間の取り方と、旋律と内声の際立たせで
何とも言えない高貴さと軽快さを両立させているのが信じられない。
あの一息の入れ方はラフマニノフのそれに通じるし
複数の旋律を構築する巧さはホフマンのそれに通じる気がする。

英国国民のための過酷なコンサートと
ラフマニノフの死によって失った技巧はついに元通りにならなかったね。
それでも50年代の初期LP録音の数々は明鏡止水の境地に達しているように感じる。