ベルリンフィルの団員は、まず音楽として納得して弾くことを望むらしい。
真新しい曲でも、とりあえず技術的に出来上がればオーケーという姿勢では
団員の方が納得しないという。
意外と不器用で、音楽に対して誠実。それがベルリンフィルの特質なのだろう。
技術・効率第一で時間にうるさいアメリカのオケとはこの点ではっきり異なる。

惑星などは、ベルリンフィルにとっては特に難しい曲でもないだろうが、
あのカラヤンとの録音に関しては、ベルリンフィルとしては納得した
演奏ではないような気がする。どうも時間に追われて雑な仕上りのまま
終わってしまったものという感じがしてならない。

あれがいいというカラヤンファンは多いけどね。
後年のデイヴィスとの録音の方が、完成度は高いと思うね。