RCAの本格的なステレオ録音は1955年からで、「夜想曲」、「オルフェオとエウリディーチェ」などがある。
しかし1954年録音の「海」もステレオ録音された。当時はモノラルLP時代だったので、
録音はモノラルが正規で、その他にステレオ録音一式が実験的に持ち込まれた。
しかし「海」のモノラルの録音は保管されたが、ステレオ録音は一部しか残っていない。

さらにそれに先立つ1953年12月に録音されたコッペリアは
日本でも昨年CD復刻された。もちろんモノラルだ。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1812295#

しかしこれも実は一部ステレオ録音されていて
RCA Red Seal Century - Soloists & Conductors (RCA: 63861)
というCDに収録されたものを、
ttp://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=2563942
のDisc 2, Track 4で聴くことができる。

このようにモントゥーはこの実験的試みに積極的だったようだが、
録音を試聴した時の対抗配置の効果に感激したのではないだろうか。