>>677-678
抗う・・・何に、抗うのか・・・
(世界の)類型化や単純化への抗い、そして、死への抗い。
それが基本で、結果としてそれらが権力への抗いに繋がることもある。
類型化や単純化:本来は複雑多様であるはずの人間や社会を秩序立てて
捉えようとする時に陥りやすい矮小化。昨今流行のキャッチフレーズによる
単純理解、様々な分野で見られるカテゴライズ、・・・それらへの抗い。
既成の価値を打破して新しい価値を提示、新しい表現の獲得を志向する、
現代音楽や現代美術、アヴァンギャルドと呼ばれる諸表現などは、この類。
死への抗い:死に抗うということは裏を返せば、生を強く肯定すること。
生の歓びを謳い、美しさへの感嘆や賛美を叫び、死者の魂をいたわり、
俺はここにこうやって生きているんだ!人間て素晴らしいじゃないか!と叫ぶ
パフォーミングアート系の芸術表現、オペラなどもこっちだね。

人には一人一人異質な個性が備わっている。
その他者との違和感の発露から芸術は始まる。

↑と、書いてる端から既に単純化が始まっているわけだがw、
芸術という人間の営みを考える上でのヒントにはなる考え方だと思う。