50年代のヴァイオリニストの録音で、最近聴いたのでは、タワーレコードから
Vintage Collection シリーズの1枚で、Johanna Martzy ヨハンナ・マルツィ
は外れでした。同時代のジネット・ヌヴーとは大違い。こんなの発掘して再発す
る価値なんてあるのかと思った。当時の基準では美人ヴァイオリニストで、フリ
ッチャイやクレンペラーとの録音も存在するけれども、日本の若手女性奏者の方
がよほど上手く、かつ訴求力もある。
当りは、ジーノ・フランチェスカッティ、Music&Artsレーベルから出ているチャ
イコン、ブルッフVnコン、サン=サーンスVnコンを収めた1枚。
安価なれど、3枚も聴くのであれば、音の状態はともあれ、エトヴァス・インプ
レシーフを有しているかどうかは気になる。
晩年をVn教師に収まった演奏家でも、フランコ・グッリのような魅力ある録音
盤を残している人もいる。
BS2で今さっきまで出ていた若きメニューヒンも、晩年は冴えない指揮活動を
行って、かえって伝説的なサガになりそこねたけれども、若き演奏家を助成・育
成する活動、音楽史の啓蒙書等の著作活動には目を見張るものがあった。
この番組は以前に見たけれども、ヴァーサ・プシホダの姿を映した映像は記憶に
ない。