>>644
すれ違いだが、ミケはベートーヴェンP協5番をよく弾いているが、
そのうち、50年代と60年代の演奏が、他の演奏家を含めた
すべての皇帝の演奏の中でもベストのひとつと思われるほど、
立派な演奏です。超かっこいい皇帝が聞ける。以前、コンサート
で彼の皇帝を聞いたことがあるが、最初のソロが始まる直前まで
腕組みをしていて、始まるやいなや腕を持ち上げ、華麗にピアノ上に
動かしていましたね。しかし、70年代のチェビリダッケとのやつは
ちょっと気取りすぎているっていうのか、もったいをつけすぎている
っていうのか、スタイリスト過ぎるっていうのか、ある種の形骸感を
持ったね。ミケは年をとればとるほど、この方向にあるね。だから
モツの協奏曲なんかも、DGの20番とか25番なんかはご老体の
弾くモツって感じかな?ひらめきも輝きもない。やはり、録音は悪いが、
彼のモツはEMIの頃の方がいい。