『水車屋の娘』単体でみると明らかに主人公は入水して死んでいるよね。音楽もそう。

でも三宅氏の『菩提樹はさざめく』によれば、『冬の旅』は『水車屋』の続編で、
冬の旅の主人公は、「さまようユダヤ人」の類型によって「死ねない」ことになっている。
『水車屋』で死のうとしたが瀕死のところで死に切れなかった主人公が
ゾンビ的に生き続けるw のが『冬の旅』ってところでしょうか。

ところで、『水車屋』のストーリーは当時流行していた民話らしく、
『車輪の下』の後半のハンスの運命もこれを踏襲している感じですね。
粉屋の娘は実はじゃじゃ馬で、純情な少年をもてあそんで楽しんでいるという。